2013年8月11日日曜日

Office 365 Pro Plus のインストール(能書き編)

社内のブログに書く内容だったりしますが、「まぁどっちでもいいか」というわけでこちらで。

まずは能書きから。

現時点で提供されている 「Office」は大きく二パターンあります。
一つは以前からと同様のパッケージ。 もう一つはOffice 365 のメニューとして提供されるサービス。

パッケージの名称には 「Office Professional 2013」 といったように エディションとバージョン番号が含まれており、
サービスの名称は 「Office 365 ProPlus」 となっています。

微妙に内容も違いまして、下記はサービスとパッケージ版(2013)の比較表です。

提供形態 サービス パッケージ (2013)
名称 Office 365 Pro Plus Office Professional 2013 等
バージョン 常に最新版 2013
使用可能数 5台 / ユーザー 2台 / ライセンス
ライセンス サブスクリプション (ユーザー単位) 永続 (デバイス単位)
他バージョンのOfficeとの共存 可能 不可
MSとしては推奨していません
http://support.microsoft.com/kb/2784668
セットアップ クイック実行 MSI

意外と バージョンの 「常に最新版」 が曲者だったりします。 これ、ダウングレード権が付いていないということを意味していますので、以前のバージョンの Office が利用できないのですよね・・・

また、将来的に (期間が設けられた上で) バージョンアップを強制されることになります。
クライアント端末の統制が取れているところならいいのですが、なかなか難しいと考える企業が多いでしょうね。
#クラウドサービスの 一メニューとしてOffice クライアントを位置付けているため、ダウングレード権を許可してしまうと他のサービスとの連携 (SharePoint Online や Exchange Online 等)についてもある程度の担保が必要だったり、サポートが必要になったり、そもそも展開方式をどうしたものかとか・・・悩ましいことがたくさんあるので仕方がないかなと思います。

ちなみに、Office 365 Pro Plus と、MSI形式による Office 2013 を 同一端末にインストールすることもMSはサポートしていません。
http://support.microsoft.com/kb/2753630/ja
まだまだ技術的にもライセンス的にも、以前のOffice のしがらみが厳しいので制限も多くありますが、2013以降については(また方式をガラッと変えない限りは)利便性と選択肢が上がって/増えてくるものだと信じたいところです。


さて、長々と書いてきましたが、今回はOffice 365 Pro Plus をインストールする流れを記載します。

と思いましたが、結構文字数書いたし また次回・・・

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